直径（対角）３０．５ｘ高さ９．７ｃｍ

 在庫情報：在庫ございます。４個。

対角約３０ｃｍの大きな八角盛器です。

漆器を作るのに難しいとされる鋭角なエッジや角、稜線を持ち、また、胴は滑らかなS字のカーブを描いています。これを磨くために様々な形に整えた研炭を用意し、過不足無く均一に磨かなくてはなりません。
職人泣かせなこの盛器を当店店主が仕上げました。

もちろん、指物師の腕も確かなものでなければ作ることはできませんし、このように、大きな器となりますと材料の木を探すことから大変な労力が必要となります。本品はその全てを備えた非常に高度な漆器です。

蒔絵は、当店店主の従兄弟にあたります木下正樹（元 蒔絵組合長）が、熟練した技で配合した色漆（岩絵の具を漆で練ったもの）で鮮やかに仕上げています。

漆器ですので、驚くほど軽く、また、温かなしっとりとした肌触りです。
誰もが逸品と分かる器です。これだけの確かな素材（木材から漆まで）を使って、輪島の伝統技法で作られた器はなかなかございません。
是非、「次」をクリックしてその細部をご覧下さい。

ご家庭で受け継がれるようなものとして、贈答に、また、海外のお客様への贈答品としてどうぞ。

 

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