茶席に使う水差で模様は蛍です。
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通常、漆器に使われる銀粉は細かく、年月が経つと黒くなってしまいます。
本品は当店の特徴である粒の大きい銀粉を蒔き、漆で留めて研いであります。粒が大きい銀粉は年月が経つと金色に変化してきます。
皇后様が嫁がれるとき本手法で、屠蘇器を製作致しましたのも、当店主でございます。
本手法は現在では、当店でしか扱っておりません珍しいものであります。
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直径22.7cm 高さ23cm
在庫情報:在庫ございます。
蛇籠には本金の梨地が使われています。
鮮やかな色漆(岩絵の具の粉末を漆に混ぜた物)の笹の葉と金が見事に調和しています。
当店の特徴である銀の地が明るい銀のようでありながら、
夜を表現しており、黒い蛍を生き生きと映えさせています。
中津漆器店
〒928-0024 工房 石川県輪島市山岸町22−17
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蛍の発光部は本金の切り金(きりがね)が嵌めてあります。光の表現も明るい良質の金によって表現されています。
夜露は青い螺鈿で表現されています。